不妊かなと思ったら

一般的に「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。子供を望むなら少しでも早く妊活を始めることをおすすめします。

不妊かなと感じたらまずは病院へ行き原因を探り、特に病気や問題がない場合はまずは食事やタイミング法から始めて妊娠しやすい身体を作っていきましょう。

 妊活とは

赤ちゃんを作るという目標に向かって行動することを「妊活」といいます。食事や運動で妊娠しやすい身体づくりをしたり、病院で妊娠するために身体に問題はないか検査をしたり、漢方を飲んだり、不妊外来に通うことだけでなく、赤ちゃんを作るために行動を起こした時から妊活は始まります。

 妊活の始め方

妊活の始め方は人それぞれですが、子供を望むなら1日でも早く始めることをおすすめします。病院で検査しても原因が不明な場合は自宅での食事療法や生活習慣を整えることが大切になってきます。年齢が35歳以上であれば、病院での治療も並行して進めることもおすすめです。

妊娠には適齢期があり、25歳～34歳くらいの年代は自然流産、新生児の死亡率など赤ちゃんへのリスクや妊産婦の死亡率、妊娠高血圧症候群、前置胎盤の発症などの妊婦へのリスクが低いのです。35歳からでも十分に妊娠することは可能ですが、適齢期よりはリスクがあるということをしっかりと認識しておくことが大切です。

 妊娠しやすい身体づくりのために大切な3つのこと

まず妊娠しやすい身体を作るには

★栄養

★睡眠

★適度な運動

以上の3つが大切です。この3つは健康や美容、ダイエットにおいてもとても大切ですよね。身体を内面から綺麗にするにはまずは土台作りが大切なのです。建物と同じで土台がしっかり作られていないと、いくら建物が立派でもあっという間に崩れてしまいます。

ヒトの身体も同様、しっかりと健康的な身体を作り上げて、そのあとに人工授精や体外受精へと進んでいった方がより良い成果に繋げることができます。生活の改善で妊娠力や病院での、治療の成果は大きく変わるのです。

病院で不妊治療を受けていると何となく病院任せになってしまうことがありますが、病院はあくまでも受精しやすいタイミングを教えてくれたり、妊娠しやすいようにお手伝いしてくれるところです。妊活で大切なことは人工授精や体外受精で質の良い卵子や精子を育てること、赤ちゃんが育ちやすい子宮環境を整えてあげることです。

赤ちゃんを早く迎え入れるためには、まず身体を整えていきましょう。